Apple WatchとiPhoneのペアリングを解除する手順とは?
Apple WatchとApple WatchとiPhoneのペアリングを解除できない時の対処法を教えて
Apple WatchとiPhoneのペアリングを解除し忘れた時の対処法とは?
Apple WatchとiPhoneのペアリングを解除する手順は、以下の流れで行ってください。
Watchアプリからマイウォッチに入る
「すべてのWatch」をタップする
対象デバイス「i」マークをタップする
「Apple Watchとのペアリングの解除」を順に動かす
本記事では解除手順に加えて、「解除できない時の対処法」「解除し忘れた時の対処法」「機種変更時の注意点」「解除しないとどうなるか」まで網羅的に解説していきます。
Apple Watchの売却・譲渡や機種変更を控えている方は、トラブルなく作業を進めるためにも最後まで目を通してください。

Apple WatchとiPhoneのペアリングを解除する手順
Apple WatchとiPhoneのペアリング解除は、iPhoneの「Watch」アプリから4ステップで完了します。
ペアリングを解除するとApple Watchが工場出荷時の設定に初期化され、同時にアクティベーションロックも解除される仕組みになっています。
解除作業を始める前に確認しておくべき項目は以下のとおりです。
- Apple IDとパスワード
- Apple Watchのパスコード
- iPhoneとApple Watchを近づけておく
- 両デバイスの充電残量を50%以上にしておく
準備が完了しましたら、以下の手順でペアリングの解除をしてください。
- STEP1 Watchアプリからマイウォッチに入る
- STEP2 「すべてのWatch」をタップする
- STEP3 対象デバイス「i」マークをタップする
- STEP4 「Apple Watchとのペアリングの解除」を順に動かす
Apple Watchを10年使い続けてきた筆者からすると、ペアリング解除でつまずく方の多くはApple IDパスワードを思い出せずに作業が止まってしまうパターンが目立つので、上記の確認項目を済ませてから各STEPに進むことをおすすめします。
Watchアプリからマイウォッチに入る
まずiPhoneのホーム画面から「Watch」アプリを開き、画面下部にある「マイウォッチ」タブをタップしてください。
このとき、Bluetooth通信範囲内で作業できるようにiPhoneとApple Watchをあらかじめ近づけておくことが大切です。
もしWatchアプリがホーム画面に見当たらない場合は、画面を下にスワイプして表示される検索バーに「Watch」と入力するか、Appライブラリから探し出すとスムーズに見つかります。
マイウォッチ画面を開くと現在ペアリング中のApple Watchが表示されるので、そのままSTEP2の操作へ進んでください。
「すべてのWatch」をタップする
iPhoneをApple Watchに近づけると、iPhoneの画面に自動でペアリング画面が表示されるので「続ける」をタップします。
表示されたApple WatchアプリのファインダーにApple Watchの画面が収まるようにiPhoneをかざすと、2台のデバイスのペアリングが完了します。
カメラでうまく読み取れない場合は、画面下部に表示される「Apple Watchと手動でペアリング」をタップすることで、デバイス名を選択してペアリングを進めることも可能です。
ペアリングが完了すると、iPhoneとApple Watchの両方に確認のメッセージが表示されるので、内容を確認して次のSTEPへ進んでください。
対象デバイス「i」マークをタップする
「すべてのWatch」画面に一覧が表示されたら、ペアリング解除したいApple Watchの右側にある「i」マークをタップしてください。
この「i」マークをタップすることで詳細情報画面が開き、ペアリング解除やモバイル通信プランの設定などの各種メニューが表示されます。
もし「i」マークが表示されなかったりグレーアウトして押せなかったりする場合は、iPhoneとApple Watchの接続が切れていることが原因のケースが多いため、両デバイスを近づけてBluetoothとWi-Fiがオンになっているか確認してください。
詳細情報画面まで進めたら、いよいよ最終STEPであるペアリング解除の実行に移ります。
「Apple Watchとのペアリングの解除」を順に動かす
詳細情報画面が開いたら「Apple Watchとのペアリングを解除」をタップし、確認のために表示されるメッセージでもう一度タップすれば解除処理がスタートします。
CellularモデルのApple Watchを使っている場合はモバイル通信プランを維持するか削除するかを選ぶ画面が表示されるので、再ペアリング予定なら「維持」、売却・譲渡するなら「削除」を選んでください。
最後にApple IDのパスワード入力を求められますが、これはアクティベーションロックを解除するための認証であり、入力しないと次の所有者がApple Watchを使えない状態になってしまいます。
Apple WatchとiPhoneのペアリングを解除できない時の対処法
通常の手順でApple WatchとiPhoneのペアリング解除ができない場合でも、別の方法を使えば強制的に解除することが可能です。
解除がうまくいかない主な原因としては、iPhoneとApple Watchの接続不良、Apple IDの認証エラー、ペアリング処理の途中停止などが挙げられます。
こうしたトラブルに遭遇した時に試したい対処法は、以下の2つです。
- iPhoneの「Watch」アプリから強制的にペアリング解除する
- Watch単体で設定からリセットする
筆者の経験上、iPhoneが手元にあるならアプリからの強制解除、iPhoneが故障していたり紛失していたりする場合はWatch単体でのリセットというように、自分が置かれている状況に合わせて使い分けるのが効率的です。
iPhoneの「Watch」アプリから強制的にペアリング解除する
iPhoneのWatchアプリから通常手順と同じ経路をたどって、強制的にペアリング解除を実行する方法があります。
具体的な操作の流れは以下のとおりです。
通常手順と経路は同じですが、事前にiPhoneとApple Watchの両方を再起動してBluetoothとWi-Fiを入れ直してから作業することで、処理が途中で止まるトラブルを回避しやすくなります。
この方法でも解除できなかった場合は、次に紹介するApple Watch単体での設定リセットを試してください。
Watch単体で設定からリセットする
iPhone側での操作が難しい場合は、Apple Watch本体の設定アプリからリセットする方法があります。
操作手順は以下のとおりです。
ただしWatch単体でリセットした場合はアクティベーションロックが解除されないため、売却や譲渡を予定している方は注意が必要です。
iPhoneが使える状況ならWatchアプリからの解除を優先し、故障や紛失時の最終手段としてWatch単体リセットを使う形がおすすめです。

Apple WatchとiPhoneのペアリングを解除し忘れた時の対処法
iPhoneを手放した後やApple Watchを譲渡した後でペアリング解除を忘れてしまっても、iCloud経由の遠隔操作で対応することが可能です。
解除し忘れたまま放置すると、次の所有者がApple Watchを使えなかったり、新しいiPhoneとの連携がうまくいかなかったりする支障が生じます。
こうした状況で試したい対処法は、以下の2つです。
- iPhoneの「探す」アプリを利用して解除する
- iCloudの「デバイスを探す」から解除する
どちらの方法もApple IDとパスワードさえ手元にあれば実行できるので、売却や譲渡の後に気づいた場合でも落ち着いて対処してください。
iPhoneの「探す」アプリを利用して解除する
手元にある別のiPhoneやiPadの「探す」アプリを使えば、ペアリング解除し忘れたApple Watchをリモートで消去できます。
操作手順は以下のとおりです。
消去が完了した後は「このデバイスを削除」という項目をタップしてリストから外さないと、アクティベーションロックが残ったままになってしまうので忘れずに実行してください。
Apple Watchがオフライン状態でも次にオンラインになったタイミングで自動的に消去処理が走るため、すでに譲渡済みでも相手に手間をかけずに対応できる便利な仕組みです。
iCloudの「デバイスを探す」から解除する
PCや他のデバイスのブラウザからiCloud.comにサインインすれば、「デバイスを探す」機能を使ってApple Watchを遠隔で消去できます。
操作手順は以下のとおりです。
前述の「探す」アプリと同様、消去しただけでは不十分でアカウントから削除するステップまで済ませないと、アクティベーションロックが残って相手が使えない状態になってしまいます。
iPhoneもApple Watchもすでに手放してしまった状況でもPCさえあれば対応できるため、ペアリング解除し忘れに気づいた時の最後の砦として覚えておくと安心です。
iPhoneを機種変更した時はApple Watchとのペアリング解除は必須
iPhoneを機種変更する際は、古いiPhoneでApple Watchのペアリングを解除してから新しいiPhoneで再ペアリングする順序が正規の流れになります。
iPhone側から解除操作を行うと自動的に最新のバックアップが作成される仕組みになっており、ヘルスケアデータやアプリ設定を失うことなく新しい環境へ移行できる点が特徴です。
セルラーモデルのApple Watchを使っている場合は解除時に「モバイル通信プランを保持」を選んでおくと、新iPhoneとの再ペアリング後も同じ回線契約をそのまま継続利用できます。
新しいiPhoneでのペアリング開始時に「バックアップから復元」を選べば、文字盤のカスタマイズやインストール済みアプリ、アクティビティの履歴までまるごと引き継がれるので、機種変更前とほぼ同じ使用感を保てます。
Apple WatchとiPhoneをペアリング解除しないとどうなるか
Apple WatchとiPhoneのペアリング解除を怠ったまま機種変更や売却・譲渡を進めてしまうと、複数のトラブルが発生するリスクが高まります。
ペアリング解除は単なる接続を切る手続きではなく、セキュリティ保護やデータ管理、次の利用環境へのスムーズな引き継ぎに関わる欠かせないステップです。
具体的にどのような問題が起きるのか、代表的なリスクは以下の4つになります。
- アクティベーションロックがかかった状態になる
- バックアップが作れない
- 新しいiPhoneと連携ができない
- 個人情報が漏洩する可能性がある
特に売却や譲渡を予定している場合は、これらのトラブルが相手側にも迷惑をかけてしまうため、作業前に必ず確認してください。
アクティベーションロックがかかった状態になる
iPhone側から正しくペアリング解除の手続きを踏まないと、Apple Watchにアクティベーションロックがかかった状態で残ってしまいます。
アクティベーションロックは元の所有者のApple IDに紐づいたまま維持されるセキュリティ機能で、認証情報を入力しない限りデバイスを再設定できない仕組みになっています。
この状態で第三者に譲渡したり中古店に売却したりすると、新しい持ち主はApple Watchの電源を入れても初期設定画面から先に進めず、まったく使えない置物になってしまう事態に陥ります。
買取業者の中にはアクティベーションロックが残ったままだと査定自体を拒否したり、買取価格を大幅に減額したりするケースもあるため、手放す前には必ず解除作業を済ませてください。
バックアップが作れない
iPhoneから正規の手順でペアリング解除を行わないと、Apple Watchの最新バックアップが作成されないまま終わってしまいます。
iPhone経由で解除操作を実行した場合は、解除処理の直前に自動的にApple Watchの最新バックアップがiPhone内へ保存される仕組みになっています。
一方でWatch単体の「リセット」だけで済ませると直近のデータが保存されず、新しいiPhoneで復元作業をしても古い時点のデータしか戻ってこない可能性があります。
特にヘルスケアの歩数や心拍データ、ワークアウトの履歴などはApple Watchを長く使うほど積み上がる貴重な情報なので、正規手順でのペアリング解除を徹底してください。
新しいiPhoneと連携ができない
ペアリング解除をしないまま機種変更を進めると、新しいiPhoneでApple Watchを使おうとしてもセットアップが途中で止まってしまいます。
Apple Watchは仕様上1台につき1つのApple ID及びiPhoneとしか紐付けられないため、前のペアリング情報が残ったままでは新しい端末との連携ができない構造になっています。
新iPhoneをApple Watchに近づけても正規の所有者として認識されず、初期設定画面で弾かれて先に進めないという事態に陥りがちです。
機種変更が終わってからApple Watchが使えないと気づいて古いiPhoneを引っ張り出す羽目にならないためにも、古いiPhoneを手放す前に必ずペアリング解除を完了してください。
個人情報が漏洩する可能性がある
ペアリング解除をせずにApple Watchを手放してしまうと、本体に残った個人情報が第三者の手に渡るリスクが発生します。
Apple Watchにはヘルスケアデータやメッセージの履歴、Suicaの残高、写真、位置情報といったプライベートな情報が多数保存されているため、漏洩した際の影響は決して小さくありません。
特にSuicaやPASMOなどの電子マネーは残高ごとそのまま次の所有者へ渡ってしまう恐れがあるので、解除作業の前にiPhoneのウォレットアプリ側へ移行処理を済ませておくことが重要です。
ペアリング解除は単なる接続を切る作業ではなく、本体データの初期化まで含めた一連のセキュリティ対策であり、個人情報を守るためにも売却・譲渡前には必ず実行してください。
Apple WatchとiPhoneのペアリングを解除する手順 まとめ
Apple WatchとiPhoneのペアリング解除は、iPhoneの「Watch」アプリを開いてマイウォッチ→すべてのWatch→「i」マーク→ペアリング解除の4ステップで完了します。
通常手順で解除できない場合は、Watchアプリからの強制解除かApple Watch単体での設定リセットという2つの方法があり、iPhoneが手元にあるかどうかで使い分けるのが効率的です。
もしペアリング解除を忘れたままApple Watchを手放してしまっても、「探す」アプリやiCloudの「デバイスを探す」から遠隔で消去・ロック解除ができるため、慌てずに対応してください。
iPhoneを機種変更する際は、古いiPhoneでペアリング解除 → 新しいiPhoneで再ペアリングという順序が正規の流れであり、この手順を守ることで自動バックアップからのデータ復元がスムーズに進みます。
ペアリング解除を怠るとアクティベーションロック残留・最新バックアップ未作成・新iPhoneとの連携不可・個人情報漏洩という4つのリスクが発生するため、売却や譲渡の前には必ず作業を済ませることが大切です。
この記事で紹介した手順をもとに、Apple Watchを手放す前や機種変更の前には必ずペアリング解除を済ませて、安全かつスムーズに次の環境へ引き継いでください。

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