iPadの画面に充電停止中と表示された時の対処法とは?
そもそもiPadの画面に充電停止中と表示されるのはなぜ?
それでもiPadの充電停止中・保留中が治らない場合の対処法は?
iPadに「充電停止中」と表示された場合は、以下の通り充電ケーブルや電源アダプタの変更、コネクタの掃除などによって改善する可能性があります。

「充電停止中」と表示される主な原因として、充電器の出力不足やケーブルの不具合、コネクタの汚れ、iPadOSの一時的な不具合などが考えられます。
「充電保留中」と表示された場合は、本体の温度が高すぎる・低すぎることなどが原因の場合があり、適切な温度環境へ移動させたり使用を中断したりすることで改善を目指せます。
充電器の変更や再起動、iPadOSのアップデートなどを試しても改善しない場合は、バッテリーや充電ポートなどの故障も考えられるため、正規店や専門業者への修理依頼が必要になる可能性があります。
本記事では「充電停止中」と表示される原因から具体的な解除方法、「充電保留中」への対処法、直らない場合の修理方法まで詳しく解説しているため、読み終えるころには症状に合わせて適切に対処できるようになるので、参考にしてください。

iPadの画面に充電停止中と表示された時の対処法
iPadに「充電停止中」と表示されても、充電器や接続部分などを見直すことで改善する可能性があります。
特に充電ケーブルや電源アダプタの不具合・出力不足、USBコネクタの汚れなど、充電環境に原因がないか確認することが重要です。
充電器などに問題が見当たらない場合は、バッテリーの状態や使用環境を確認し、再起動・アップデート・初期化と段階的に対処します。
iPadに「充電停止中」と表示された場合は、以下の8つの対処法を順番に試すことで、原因を切り分けながら解除を目指せますので、参考にしてください。
- 充電ケーブルや電源アダプタを変更する
- USBコネクタを掃除する
- バッテリーの最大容量を確認する
- 使用している環境をチェックする
- iPadの再起動を行う
- iPadの強制再起動を行う
- iOSのアップデートを実施する
- iPadを初期化する
充電ケーブルや電源アダプタを変更する
iPadに「充電停止中」と表示された場合は、まず充電ケーブルや電源アダプタを変更し、正常に充電できるか確認します。
パソコンのUSBポートや出力の低い電源アダプタなどでは、iPadが必要とする電力を十分に供給できず、「充電停止中」と表示される可能性があります。
それでも改善しない場合は、電源タップやパソコン経由ではなく壁のコンセントから充電するなど、電源側に原因がないか切り分けて確認します。
USBコネクタを掃除する
iPadに「充電停止中」と表示された場合は、USBコネクタ(充電ポート)にほこりやゴミが溜まっていないか確認し、汚れている場合は掃除します。
コネクタ内部にほこりや糸くずなどが詰まっていると、充電ケーブルを奥まで挿し込めず、接触不良によって十分な電力が供給されない可能性があります。
掃除する際はiPadの電源を切ったうえでコネクタ内部を確認し、内部の端子を傷つけないよう慎重に汚れを取り除くことが大切です。
安全ピンや針などの金属製品、濡れたティッシュなどは故障につながる可能性があるため使用せず、掃除しても改善しない場合は充電ポートの破損なども疑う必要があります。
バッテリーの最大容量を確認する
充電ケーブルやUSBコネクタに問題がない場合は、バッテリーの劣化が「充電停止中」に関係している可能性を確認するため、最大容量をチェックします。
対応する比較的新しいiPadでは「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」から最大容量を確認できますが、モデルによっては設定画面から確認できません。
設定から最大容量を確認できないiPadでは、Appleのサポートによる診断などを利用してバッテリーの状態を確認できます。
最大容量が大きく低下しているなどバッテリーの劣化が確認された場合は、バッテリー自体が充電トラブルに関係している可能性もあるため、点検やバッテリーサービスを検討します。
使用している環境をチェックする
iPadに「充電停止中」と表示された場合は、周囲の温度や充電している場所など、iPadを使用している環境に問題がないか確認します。
iPadは周囲の温度が高すぎるなど本体が熱くなりやすい環境では、バッテリーを保護するために充電が一時的に停止する場合も。
直射日光が当たる場所や高温の車内、布団・ソファなど熱がこもりやすい場所での充電を避け、Appleが案内する動作時環境温度である0〜35℃を目安に充電します。
3Dゲームや動画編集など負荷の高い作業をしながら充電すると本体が発熱しやすいため、使用を中断して画面をスリープ状態にするなど、本体の温度が下がってから再び充電します。
iPadの再起動を行う
充電器や使用環境を見直しても「充電停止中」が解消されない場合は、一時的なシステムの不具合を改善するためにiPadを通常の手順で再起動します。
充電を制御するシステムの一時的な不具合や、「充電停止中」という表示だけが残っている場合は、再起動によって正常な状態に戻る可能性があります。
ホームボタンがないiPadではトップボタンと音量調節ボタンを長押しし、ホームボタンがあるiPadではトップボタンを長押しして、「スライドで電源オフ」から電源を切ります。
画面を問題なく操作できる場合は、強制再起動ではなく、まず通常の再起動を試して「充電停止中」が解消されるか確認します。
iPadの強制再起動を行う
通常の再起動を試しても「充電停止中」が解消されない場合や、画面がフリーズして操作できない場合は、iPadを強制再起動します。
充電を制御するiPadOSの一時的な不具合や表示のフリーズが原因であれば、強制再起動によってシステムを立ち上げ直すことで改善する可能性があります。
ホームボタンがないiPadでは音量を上げるボタン、音量を下げるボタンの順に押してすぐ放した後、Appleロゴが表示されるまでトップボタンを長押しし、ホームボタンがあるモデルではホームボタンとトップボタンをAppleロゴが表示されるまで同時に長押しします。
強制再起動後に再び充電して「充電停止中」が解消されたか確認し、改善しない場合は充電器やコネクタ、本体の温度などソフトウェア以外に原因がある可能性も考えられます。
iOSのアップデートを実施する
再起動や強制再起動を行っても「充電停止中」が解消されない場合は、iPadOSの不具合が原因となっている可能性を考え、最新バージョンへアップデートします。
iPadOSのアップデートには不具合の修正が含まれるため、充電管理機能などソフトウェア側の問題によって充電が正常に行われていない場合は、改善する可能性があります。
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から最新のiPadOSを確認してアップデートできますが、実行前には十分なバッテリー残量を確保しておく必要があります。
「充電停止中」でバッテリー残量を確保できない場合は、先に充電器の変更や再起動などを試して正常に充電できる状態にしてから、安全にiPadOSをアップデートします。
iPadを初期化する
これまで紹介した充電器の変更や再起動、iPadOSのアップデートなどを試しても「充電停止中」が解消されない場合は、ソフトウェアの不具合を解消する最終手段としてiPadの初期化を検討します。
初期化するとiPad内のデータや設定が消去されるため、実行前にiCloudやパソコンを利用して必ずバックアップを取っておく必要があります。
本体から初期化する場合は「設定」→「一般」→「転送またはiPadをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」の順に操作します。
初期化しても「充電停止中」が改善しない場合は、バッテリーや充電ポートなどハードウェア側に問題がある可能性が高まるため、修理や点検を検討します。
そもそもiPadの画面に充電停止中と表示されるのはなぜか
iPadに「充電停止中」と表示されるのは、正常に充電するための電力を確保できていない場合や、充電に関する何らかの問題を検知している可能性も。
原因は充電器だけとは限らず、ケーブルの不具合や電源アダプタの出力不足、コネクタの汚れなど複数あります。
充電器や接続部分に問題がなくても、iPad本体の損傷・故障やiPadOSの一時的な不具合によって「充電停止中」と表示される可能性があります。
原因を正しく切り分けられるよう、iPadに「充電停止中」と表示される主な6つの原因を以下で紹介するので、参考にしてください。
- 非認証品の充電ケーブルを使っているから
- 充電ケーブルの断線などの不具合があるから
- 電源アダプタの出力が不足しているから
- コネクタ部分に汚れがあるから
- iPad本体に損傷や故障があるから
- iPadに不具合があるから
非認証品の充電ケーブルを使っているから
iPadに「充電停止中」と表示される原因の一つとして、iPadの充電に適していない非認証品の充電ケーブルを使用しています。
規格に適合していないケーブルでは、iPadが必要とする電力を安定して供給できず、電力不足によって正常に充電できません。
特に安価な非認証ケーブルなどを使用している場合は、ケーブル側に原因がないか疑い、Apple純正品や適切な認証・規格に対応した製品へ交換します。
ケーブルを交換して正常に充電できるようになれば、使用していたケーブルが「充電停止中」の原因だった可能性が高いです。
充電ケーブルの断線などの不具合があるから
充電ケーブルの断線や内部の損傷によって十分な電力をiPadへ供給できず、「充電停止中」と表示される場合があります。
ケーブルが断線しかけていると接続自体は認識されても、正常に充電するための電力を安定して供給できない可能性があります。
ケーブルを特定の角度にしたときだけ充電できる、根元の被覆が破れている、端子が変色しているなどの症状がないか確認します。
外見上は正常でも内部で断線している可能性があるため、別の正常な充電ケーブルに交換して「充電停止中」が解消されるかチェックしてください。
電源アダプタの出力が不足しているから
iPadに「充電停止中」と表示される原因として、使用している電源アダプタの出力がiPadの充電に必要な電力を満たしていないケースがあります。
特に古いiPhone用の低出力な電源アダプタやパソコンのUSBポート、複数の機器へ同時給電して出力が分散する充電器では、十分な電力を供給できない場合があります。
電源アダプタに記載されている出力を確認し、使用しているiPadに適したワット数を確保できているかチェックします。
コネクタ部分に汚れがあるから
iPadに「充電停止中」と表示される原因として、コネクタ部分である充電ポートや充電ケーブルの端子に付着したほこり・糸くず・汚れなどによる接触不良が考えられます。
コネクタ部分の端子が中途半端に接触していると、接続自体は認識していても十分な電力を供給できず、「充電停止中」と表示される可能性があります。
ケーブルが奥まで挿さらない、端子が黒ずんでいる、充電ポート内部にほこりが見えるなどの症状がないか確認し、汚れている場合はiPadの電源を切って掃除してください。
掃除しても「充電停止中」が改善しない場合は、充電ポートやケーブルの端子自体が摩耗・変形・破損している可能性もあるため、別のケーブルを試したり修理を検討したりする必要があります。
iPad本体に損傷や故障があるから
充電ケーブルや電源アダプタの交換、コネクタの掃除などを試しても「充電停止中」が改善しない場合は、iPad本体の損傷や故障が原因となっている可能性があります。
本体側の原因として考えられるのが、充電ポート内部の端子の破損、バッテリーの著しい劣化、充電を制御する内部パーツの故障などです。
充電中に異常に熱くなる、充電ポートがグラつく、バッテリー残量が急激に減る・突然電源が落ちるといった症状に加え、水濡れや落下の経験がある場合は本体の故障を疑ったほうがよいです。
iPad本体の故障が疑われる場合は無理に自分で修理せず、Appleや正規サービスプロバイダなどへの点検・修理の依頼を検討してください。
iPadに不具合があるから
iPad本体や充電器などに物理的な問題がなくても、iPadOSの一時的な不具合によって「充電停止中」と表示される場合があります。
充電を管理するシステムが一時的に正常に動作しなくなると、十分な電力が供給されていても正しく認識できず、充電が停止する可能性も否定できません。
「充電停止中」と表示されるだけでなく、画面が固まる、動作が重い、アプリが強制終了するといった症状も発生している場合は、iPadOS側の不具合を疑う判断材料になります。
システムの一時的な不具合であれば再起動や強制再起動で改善する可能性があり、それでも直らない場合は最新のiPadOSへのアップデートを試してください。
iPadの画面に充電保留中と表示された場合の対処法
iPadに「充電保留中」と表示された場合は、故障とは限らず、バッテリーを保護するために充電が一時的に保留されている可能性があります。
特にiPad本体や周囲の温度が高すぎる・低すぎる場合など、バッテリーに適さない温度環境では充電が保留されることも珍しくありません。
充電しながらiPadを使用している場合も本体が発熱しやすいため、使用を中断してスリープまたはロックすることが対処法の一つです。
「充電保留中」を解消するために、iPadの温度や使用状況に応じて試したい3つの対処法を以下で紹介します。
- 直射日光を避けて充電する
- 冷えている場合は暖かい場所で充電する
- 使っている場合はスリープもしくはロックする
直射日光を避けて充電する
iPadに「充電保留中」と表示された場合は、本体の温度が上がりすぎている可能性があるため、まず直射日光を避けて涼しい場所へ移動します。
iPadには温度が高すぎたり低すぎたりした際にバッテリーを保護する仕組みがあり、温度が適正な状態に戻るまで充電が保留される場合があります。
直射日光が当たっていた場合は充電ケーブルを外し、必要に応じてケースやカバーも取り外したうえで、日陰や室内などに置いて本体の温度が自然に下がるのを待ってください。
冷蔵庫や保冷剤などで急激に冷やすと結露による故障につながるおそれがあるため避け、本体が適正な温度に戻ってから再び充電してください。
冷えている場合は暖かい場所で充電する
iPadが冷えた状態で「充電保留中」と表示された場合は、極端に寒い環境から適切な温度の場所へ移動させ、本体の温度が戻ってから充電します。
AppleはiPadの動作時環境温度を0〜35℃としており、極端に温度が低い場合はバッテリーを保護するため充電が保留されることがあります。
冬の屋外や寒い車内などでiPadが冷えていた場合は、暖かい室内へ移動させ、急激に加熱せず本体が適切な温度に戻るまで待ってから充電してください。
ストーブやドライヤー、カイロなどを使って急激に温める行為は故障につながるおそれがあるため避け、自然に温度を戻すことが重要です。
使っている場合はスリープもしくはロックする
iPadを使用しながら充電していて「充電保留中」と表示された場合は、本体の発熱を抑えるために使用を中断し、画面をスリープまたはロックします。
画面表示や負荷の高いアプリの処理によってiPad内部の温度が上昇すると、バッテリーを保護するために充電が一時的に保留される場合があります。
ゲームや動画編集、ビデオ通話など負荷の高いアプリを使用していた場合は、アプリを終了してから画面をロックし、本体の温度が下がるまで待ちましょう。
それでもiPadの充電停止中・保留中が治らない場合の対処法
ここまで紹介した対処法をすべて試しても「充電停止中」や「充電保留中」が解消されない場合は、iPad本体に自分では対処できない故障や不具合が発生している可能性があります。
特に充電ポートやバッテリー、内部パーツなどの故障が原因の場合は、充電器の交換や再起動などを繰り返しても改善するのは難しいでしょう。
自分でiPadを分解・修理すると状態を悪化させるおそれもあるため、修理サービスを利用して点検してもらうのがおすすめです。
修理を依頼する方法として、Appleなどの正規店とiPadの修理に対応した専門業者の2つを以下で紹介します。
- 正規店に修理を依頼する
- 専門業者の修理を依頼する
正規店に修理を依頼する
これまで紹介した強制再起動や充電器・ケーブルの交換、コネクタの掃除などを試しても改善しない場合は、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダへ修理・点検を依頼します。
バッテリーや温度センサー、充電ポート、内部パーツなどの故障はユーザー自身での対処が難しいため、正規サービスで診断してもらうのが安全です。
AppleCare+の保証対象となる場合は、バッテリー容量など所定の条件を満たせば追加料金なしでバッテリーサービスを受けられる場合がある一方、保証対象外では費用が発生します。
Apple Storeを利用する場合はGenius Barを予約し、近くに店舗がない場合はApple正規サービスプロバイダへの持ち込みなど、自分に合った方法で修理を依頼できます。
専門業者の修理を依頼する
Appleの保証が切れている場合や近くに正規サービスを利用できる店舗がない場合は、iPadの修理に対応した専門業者へ依頼する方法も選択肢になります。
専門業者は故障したパーツのみを修理・交換できる場合があり、正規サービスと比べて費用や修理時間を抑えられたり、データを残したまま対応してもらえたりする可能性があります。
一方で、使用されるパーツや修理品質、修理後のAppleによるサービスへの影響などは店舗や修理内容によって異なるため、依頼前に条件を十分確認することが大切です。
iPadの画面に充電停止中と表示された時の対処法 まとめ
iPadに「充電停止中」と表示された場合でも、充電ケーブルや電源アダプタ、コネクタなどの充電環境を見直すことで改善する可能性があります。
充電環境に問題がない場合は、バッテリーの状態や使用環境を確認し、再起動・強制再起動・iPadOSのアップデート・初期化と段階的に対処することが重要です。
「充電保留中」と表示された場合は故障とは限らず、本体の温度が高すぎる・低すぎることなどが原因となるため、直射日光を避けたり適切な温度の場所へ移動させたりしてください。
充電しながらゲームや動画編集などを行っている場合は本体が発熱しやすいため、使用を中断してスリープやロック状態にし、本体の温度が戻ってから充電します。
一通りの対処法を試しても「充電停止中」や「充電保留中」が解消されない場合は、バッテリーや充電ポート、内部パーツなどの故障も考えられるため、Appleの正規サービスや信頼できる専門業者への修理依頼を検討してください。
「充電停止中」や「充電保留中」が表示されてもすぐに故障と判断せず、本記事で紹介した対処法を順番に試して原因を切り分けてください。
