買ってはいけない中古MacBookの特徴は何ですか?
MacBookの中古はどこで買うべきですか?
MacBookの型落ちモデルはどれが狙い目ですか?
買ってはいけない中古MacBookの特徴は以下の5つです。

これらのMacBookを購入すると、最悪の場合使えずそのまま返品してお金の無駄になる可能性もゼロではありません。
したがって、新品を買う時よりも慎重に商品を選定する必要があります。
なお、中古品を安全に購入したいのであれば、イオシスやゲオオンラインストアの大手中古販売会社や、Apple認定済整備品がおすすめです。
今回の記事では、買ってはいけない中古MacBookの特徴や狙い目のモデル、おすすめの中古品販売サイト、MacBook利用歴9年の筆者が紹介します。

記事を読めば、どの中古MacBookを買うべきかがわかりますので、ぜひ参考にしてください。

買ってはいけない中古MacBookの特徴

買ってはいけない中古MacBookの特徴は、以下の5つです。
- 買ってはいけない中古MacBookの特徴① 画面や筐体に傷がある
- 買ってはいけない中古MacBookの特徴② バッテリーが劣化
- 買ってはいけない中古MacBookの特徴③ メモリ・ストレージが少ない
- 買ってはいけない中古MacBookの特徴④ アクティベーションロックが未解除
- 買ってはいけない中古MacBookの特徴⑤ 保証がないもしくは短く設定されている
上記に当てはまる個体は、購入候補から外すのが無難です。
次の見出しで各項目の理由と見分け方を解説しますので、チェックしてください。
画面や筐体に傷がある
中古MacBookでは、外観の傷が購入後の満足度に直結します。
画面の傷は作業時の視認性を下げ、細かな文字や画像の確認を妨げます。
筐体の凹みやひび割れは見た目の劣化だけでなく、内部部品の故障や水の侵入リスクを高める要因になります。
こうした外観のダメージは再販時の査定額も下がりやすく、長期利用や売却を検討する場合には不利です。
購入時は実物を確認できる店舗や、詳細な写真と説明を掲載している販売先を選ぶことが大切です。
バッテリーが劣化
中古MacBookでは、バッテリーの状態が性能や快適さに大きく影響します。
劣化が進むと駆動時間が短くなり、外出先での作業が制限される原因となるからです。
Apple公式では充放電回数や最大容量を確認でき、目安として最大容量が80%を下回ると交換を検討する段階です。
交換費用は高額になりやすいため、購入前に必ず健康状態をチェックすることが重要です。
特にオンライン購入では、出品情報にバッテリー状況が明記されているか確認し、保証や返品に対応する販売先を選ぶと安心できます。
メモリ・ストレージが少ない
中古MacBookは、メモリやストレージが不足すると作業効率が大きく落ちます。
メモリが8GB未満だと複数アプリやブラウジングを利用すると、待ち時間が増えがちになるからです。
ストレージが256GB未満だと写真・動画・アプリで容量がすぐ枯渇し、更新やバックアップにも支障が出ます。
しかもMacBookは購入後にメモリやストレージを増設できないため、初期仕様の制約が長期利用に残ります。

MacBookを長く快適に使うには、メモリ16GB・ストレージ512GB以上が無難です。


アクティベーションロックが末解除
中古MacBookはアクティベーションロックが未解除の個体を避けるべきです。
「探す」が有効のままだと前所有者のApple IDが残り、初期化後も有効化できません。
解除は、Apple IDからサインアウトし、「探す」をオフにしてからMacを消去する流れになります。
購入前に初期設定画面まで進めること、設定からサインアウト済みであることを店舗に確認すると安全です。
フリマや個人間取引では購入証明や所有者同意の有無もチェックし、不明点がある個体は見送ってください。
保証がないもしくは短く設定されている
中古MacBookは保証がない、または極端に短い個体は避けるべきです。
初期不良や隠れた不具合が見つかった際の修理・返品が難しく、想定外の出費につながります。
販売店の無料保証期間、延長保証の有無、自然故障の対象範囲、バッテリーや画面が対象外かを必ず確認してください。
フリマや個人間取引では保証条件が不明確になりやすく、購入証明やシリアルの一致など証跡の提示が必要です。
安心して使いたいなら、初期不良時の交換や返金に対応し、保証条件を明示する販売先を選んでください。
中古MacBookを買うメリット
中古MacBookを買うメリットは、以下の3つです。
- 新品よりもコスパが良さげ
- M2以降のモデルであれば性能が十分
- 高額買取を期待できる
これらを知ることで、価格を抑えつつ長く快適に使えるモデル選びができるようになります。
次の見出しで詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
新品よりもコスパが良さげ
中古や認定整備済なら、新品より支出を抑えつつ必要性能を確保できます。
初期不良対応やメーカー保証が付く選択肢を選べば、安心と価格の両立が可能です。
浮いた予算をメモリやストレージの上位構成、ケースや充電器に回せます。
価格変動が大きい市場のため、同一構成でも新品との差額が生まれやすい点も魅力です。
価格と保証条件のバランスで比較し、総額で得になる個体を優先してください。
M2以降のモデルであれば性能が十分
中古MacBookでもM2以降のモデルなら、最新OSへの対応や高い処理性能が期待できます。
動画編集や画像加工など負荷の高い作業もスムーズにこなし、長期間の利用にも適しています。
また、省電力性も向上しており、外出先でのバッテリー持ち時間が長くなる点も魅力です。
最新モデルに近い機能を備えながら、新品より安く入手できるためコスト面でも有利です。
性能と価格のバランスを重視するなら、M2以降のモデルを優先的に選ぶと安心です。


高額買取を期待できる
MacBookはブランド価値が高く、中古市場でも需要が安定しているため、他のノートPCより買取価格が下がりにくい傾向があります。
特に状態が良く、最新に近いモデルや上位構成は高額査定になりやすいです。
実際に大手中古買取業者であるイオシスでは、2025年8月現在の買取額は次のようになっています。
MacBookの機種 | 通常価格 | 買取価格 |
---|---|---|
MacBook Air M4モデル 13インチ 16GBメモリ 256GBストレージ | 164,800円 | 109,000円~77,000円 |
MacBook Pro M4モデル 14インチ 14GBメモリ 512GBストレージ | 248,800円 | 154,000円~108,000円 |
MacBookAir M3モデル 13インチ 16GB 512GBストレージ | 164,800円 | 109,000円~77,000円 |
新品より安く購入し、一定期間使用後に高値で売却できれば、負担額を抑えられます。
保証や付属品が揃っていれば査定額が上がる場合もあります。
市場価値は需要と供給で変動するため、売却時期を見極めることも大切です。



数年ごとの買い替えを前提に選ぶ場合にも有利だと言えますね。
中古MacBookを買うデメリット
中古MacBookは買うといくつものメリットがある一方で、デメリットが以下の3つあります。
- バッテリー劣化により寿命が短め
- 表面化してない不具合が起きる可能性がある
- 保証が切れている商品がある
これらを確認せずに購入すると、想定外の修理費や短期間での買い替え、作業中断などの不利益が発生する恐れがあります。
そうならないためにも、購入前に各項目を必ずチェックしてください。
バッテリー劣化により寿命が短め
中古MacBookは使用歴があるため、充放電回数が多く、最大容量が減っているケースが多いです。
具体的には、最大容量が80%を下回ると駆動時間が短くなり、外出先での作業が制限されがちになります。
バッテリー交換は高額になりやすく、購入価格を含めた総コストを押し上げる要因となります。
さらに充電回数の増加は発熱や部品への負担を招き、寿命を縮める可能性があります。
購入前にバッテリー状態を確認できる販売店や、交換保証のある販売先を選ぶことが大切です。
表面化してない不具合が起きる可能性がある
中古MacBookは外観に問題がなくても、内部部品の劣化や故障の予兆が隠れている場合があります。
過去の落下や水濡れによる影響は、時間が経ってから症状が出ることがあるからです。
特に購入直後には気づきにくい不具合として、以下のような例があります。
- キーボードやトラックパッドの反応不良
- ポートの接触不良
- ファンの異音
修理が必要になれば高額な費用がかかるうえ、使用できない期間も発生します。
購入後の動作不良を防ぐ方法として、購入前に動作チェックを行える店舗や、一定期間の返品・交換に対応する販売先を選ぶのがおすすめです。
保証が切れている商品がある
中古MacBookは保証期間がすでに終了している場合、購入後のトラブルや故障時に自己負担で修理しなければなりません。
保証がない状態では、高額な修理費用や部品交換代が発生しやすく、結果的に新品よりも割高になる可能性があります。
特にバッテリーや画面の不具合は修理費が高額になるため注意が必要です。
購入時には保証期間の残りや延長保証の有無、返品・交換対応の可否を必ず確認してください。
安心して使うためには、保証条件が明確でアフターサービスが整っている販売先を選ぶことが重要です。
失敗しないための中古MacBookの選び方
失敗しないための中古MacBookの選び方は、以下の4つです。
- 利用目的を明確にする
- OSのサポート期間を確認する
- 動作チェックを事前に行う
- 保証や返品ポリシーをチェックする
これらを確認せずに購入すると、性能不足やセキュリティリスク、早期故障などのトラブルが発生する可能性があります。
そうならないためにも、事前に各項目をしっかりチェックしてから購入を検討してください。
利用目的を明確にする
中古MacBookを選ぶ際は、何に使うのかを具体的に決めることが重要です。
動画編集やプログラミングなど高性能を求めるならMacBook ProやM2以降のモデルが向いています。
メールや資料作成、ネット閲覧が中心ならMacBook AirやM1モデルでも十分です。
用途を定めれば必要なメモリやストレージも判断しやすくなり、性能不足や不要な上位モデルの購入を避けられます。
さらに持ち運び重視なら軽量モデル、据え置き中心なら画面サイズ重視と、使用環境に合わせた選び方ができます。


OSのサポート期間を確認する
中古MacBookを選ぶ際は、現在利用できるmacOSのバージョンと今後のサポート期間を確認することが欠かせません。
Appleは新しいOSを毎年リリースしますが、古いモデルは数年でアップデート対象から外れます。
サポートが終了すると最新機能やセキュリティ更新が受けられなくなり、安全性や利便性が低下します。
特に業務利用やオンライン取引を行う場合、セキュリティリスクは無視できません。
購入前にApple公式サイトで対象モデルとサポート状況を調べ、できれば数年以上の更新が見込めるモデルを選ぶことで、長期的に安心して使えます。
動作チェックを事前に行う
中古MacBookは見た目がきれいでも、内部に不具合を抱えている場合があります。
購入前に電源を入れて起動状態を確認し、キーボードやトラックパッドの反応、ポートの接続、スピーカーやカメラの動作などを一通りチェックすることが大切です。
バッテリー状態や充放電回数も確認しておくと、劣化具合を把握できます。
オンライン購入の場合は、出品者や販売店に動作確認の有無や不具合の有無を必ず問い合わせてください。
事前に確認を徹底すれば、購入後すぐに修理が必要になるリスクを減らせます。
保証や返品ポリシーをチェックする
中古MacBookは新品に比べて保証期間が短いか、まったく付いていない場合があります。
購入後に不具合が見つかった際、保証がなければ修理費を全額負担することになり、結果的に割高になる可能性があります。
購入時には保証の有無や期間、自然故障が対象になるか、バッテリーや画面は含まれるかなど細かい条件を確認してください。
加えて、返品や交換の可否、対応期間も重要なチェックポイントです。
これらを事前に把握しておけば、万が一のトラブル発生時にも余計な出費や時間の浪費を防げます。
中古MacBookの狙い目型落ちモデル3選
中古MacBookの狙い目型落ちモデルは、以下の3つです。
- コスパ重視であれば「MacBook Air M3」モデル
- 高性能なノートパソコンが必要なのであれば「MacBook Pro M3モデル」
- 価格の安さを最優先にするなら「MacBook Air M1」モデル
これらを知ることで、用途や予算に合った最適なモデルを選びやすくなります。
性能と価格のバランスを見極めて、自分に合ったMacBookを見つけてください。
コスパ重視であれば「MacBook Air M3」モデル


最新世代に近い性能を備えながら、登場から時間が経つことで価格が下がり始めており、非常にコストパフォーマンスに優れています。
M3チップは前世代よりCPU・GPU性能が向上し、アプリの起動やファイル処理がよりスムーズになっています。
動画編集や画像加工、Web制作などの軽〜中程度のクリエイティブ作業も快適にこなせるため、幅広いユーザー層に対応可能です。
薄型軽量なデザインは持ち運びのしやすさにつながり、ビジネス用途や外出先での作業にも適しています。
さらにバッテリー持ちも優秀で、一日中安心して使えるのも利点です。
高性能なノートパソコンが必要なのであれば「MacBook Pro M3モデル」


M3チップを搭載したMacBook Proは、高度な映像編集や3Dレンダリングなどの重い作業も快適にこなせる性能を備えています。
高輝度で色再現性に優れたLiquid Retina XDRディスプレイは、写真や動画の色調整などクリエイティブ作業におすすめです。
また、冷却性能が高く、長時間の高負荷作業でもパフォーマンスが安定しやすいのも強みです。
さらにバッテリー持ちも優れており、外出先での重作業にも対応できます。
中古市場なら新品より価格を抑えつつ、この性能を手に入れられます。
価格の安さを最優先にするなら「MacBook Air M2」モデル


発売から時間が経ち、中古市場での価格が大きく下がっているため、予算を抑えたい人に最適です。
M2チップは依然として高い処理性能を持ち、ネット閲覧や資料作成、軽い画像編集など日常的な作業には十分対応できます。
省電力性にも優れており、バッテリー持ちが長いため外出先でも安心して使えます。
軽量で持ち運びやすい設計は学生やビジネス利用にも適しており、初めてMacBookを使う人やサブ機としても人気があります。
価格と機能のバランスが良く、低予算でも満足度の高いモデルです。
【どこで買うべきか】中古MacBookの購入方法おすすめサイト3選
狙い目の商品を3つ紹介しましたが、購入するためには中古MacBookの購入方法おすすめサイト3選は、以下の通りです。
- ゲオオンラインストア
- イオシス
- Apple認定済整備品
これらを把握することで、価格・状態・保証のバランスを比較しやすくなり、自分に合った販売先を選びやすくなります。
ゲオオンラインストア
全国展開しているため在庫数が多く、同一モデルでも状態や価格を比較しやすいのが特徴です。
外観や付属品の記載が丁寧で、複数枚の写真から状態を確認できる点も安心材料となります。
オンラインで注文して店舗受け取りを選べば、受け取り時に実機確認ができる場合もあります。
さらに初期不良時の対応や返品条件が明記されているため、購入後のトラブルリスクを抑えやすいです。
価格と在庫数のバランスが良く、幅広いモデルから選びたい人におすすめのサイトです。
イオシス
中古MacBookや周辺機器の取り扱いが豊富で、コンディション表記が分かりやすいのが特徴です。
複数の実店舗とオンラインストアが連動しており、掲載写真や詳細な説明文から状態を把握しやすくなっています。
初期動作のチェック項目が明確で、購入後の連絡窓口も案内されているため、サポート面でも安心感があります。
また「状態優先」や「価格優先」など、目的別に選びやすい商品構成になっているのも魅力です。
細かな外観の違いまで比較したい人におすすめの販売先です。
Apple認定済整備品
Appleが公式に検査・整備を行い、必要に応じて部品交換やクリーニングを施した中古MacBookのこと。
新品と同様の1年間保証と90日間の無償テクニカルサポートが付属するため、品質と安心感を重視する人に適しています。
純正の付属品が揃っており、外観や性能も新品同等に仕上げられているのが特徴です。
新品より価格を抑えつつ、Apple直営のサポートが受けられる点は大きな魅力です。
ただし在庫変動が激しいため、購入を検討する場合はこまめなチェックが必要になります。


買ってはいけない中古MacBookのまとめ
買ってはいけない中古MacBookの特徴は、以下の5つです。
- 画面や筐体に傷がある
- バッテリーが劣化している
- メモリやストレージが少ない
- アクティベーションロックが未解除
- 保証がないもしくは短い
これらの特徴を見落とすと、性能不足や早期故障、高額な修理費など思わぬ不利益を被る可能性があります。
一方で、中古MacBookには新品よりもコスパが良く、M2以降のモデルなら十分な性能を備え、高額買取も期待できるといった魅力もあります。
購入時には利用目的やOSのサポート期間、動作チェック、保証条件を確認し、自分の用途や予算に合った型落ちモデルを選ぶことが大切です。
購入先は価格と在庫数に強いゲオオンラインストアやイオシス、安心感を重視するならApple認定済整備品が候補です。
これらの条件を比較して、自分に合った中古のMacBookを見極めてください。
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