Apple Watchのセルラーモデルとはどんなモデルですか?
Apple Watchのセルラーモデルの月額料金はいくらですか?
Apple Watchのセルラーモデルって本当に必要ですか?
Apple Watchのセルラーモデルとは、iPhoneがなくても単体で電話やモバイル通信が可能な機種のことです。
つまり、iPhoneがなくても外で電話ができたりLINEでのやりとり、キャッシュレス決済ができるのが利点です。
ただ、モバイル通信や電話などができる分、機種の価格は1万円近く高くなることがあるので注意してください。
また、ドコモやau、ソフトバンク、楽天モバイルのキャリアで月額料金を支払う必要がある点も把握してください。
今回の記事では、Apple Watchのセルラーモデルの概要や特徴、月額料金などを解説します。
記事を読むことで、Apple WatchのセルラーモデルもしくはGPSモデルどちらを買うべきかがわかりますので、ぜひ参考にしてください。
※2026年1月18日時点での情報です

Apple Watchのセルラーモデルとは
Apple Watchのセルラーモデルとは、iPhoneが手元になくても単体で電話やモバイル通信ができるモデルです。
GPSモデルはiPhoneとの接続が前提ですが、セルラーモデルは専用の通信プランを契約することで単体通信に対応します。
通信はiPhoneと同じ電話番号を共有して利用でき、通話やメッセージをiPhoneと同じ感覚で使える点が特徴です。
ランニングや近所への外出など、iPhoneを持ち歩きたくない場面でも、音楽再生や通話、メッセージ送受信が可能になります。
正式には「Apple Watch GPS + Cellularモデル」と呼ぶ
Apple Watchのセルラーモデルは、GPS機能もあわせて搭載しているため、正式には「Apple Watch GPS + Cellularモデル」と呼ばれます。
GPSモデルは位置情報取得のみ対応しますが、GPS + Cellularモデルはモバイル通信機能が追加されている点が違いです。
ペアリングしたiPhoneが手元になくても、通話やメッセージ送受信、インターネット通信をApple Watch単体で行えます。
iPhoneと常時接続する必要がないため、普段はAndroid端末を使っている人でもサブ端末として活用できる点が特徴です。
【GPSモデルとの違い】Apple Watchセルラーモデルの特徴
Apple Watchセルラーモデルの特徴は以下のとおりです。
- iPhoneが手元になくても単体で通信できる
- ファミリー共有設定ができる
- GPSモデルよりも値段が高い
- 格安SIMではプランが提供されていない
- 単体で通信するならキャリアと契約が必要
GPSモデルとの違いについても取り上げておりますので、ぜひ参考にしてください。
iPhoneが手元になくても単体で通信できる
Apple Watchのセルラーモデルは、iPhoneが近くになくても単体で通信や通話ができる点が大きな特徴です。
電話やメッセージ送受信に加え、音楽ストリーミング再生やマップ利用、キャッシュレス決済まで対応します。
ランニングや散歩、近所への買い物など、iPhoneを持ち歩きたくない外出時でも主要な機能を問題なく活用できます。
なお、この単体通信を使うには、携帯キャリアが提供するワンナンバーサービスなどの専用通信プランへの加入が必要です。
ファミリー共有設定ができる
Apple Watchのセルラーモデルは、iPhoneを持っていない家族向けに使える「ファミリー共有設定」に対応しています。
この機能は子どもや高齢者の見守り用途を想定した仕組みで、日本ではauと楽天モバイルが専用サービスを提供中です。
ただし電話番号が別に付与されるためiPhoneとの連携はできず、通知共有や心電図など多くの健康管理機能が制限されます。
GPSモデルよりも値段が高い
Apple Watchのセルラーモデルは、同じシリーズのGPSモデルと比べて、本体価格が高く設定されています。
たとえばApple Watch SE3はセルラーモデルが45,800円から、GPSモデルは37,800円からと価格差があります。
詳細の料金は以下の表のとおりです。
| モデル | 素材 | サイズ | GPSモデル | GPS+Cellularモデル |
|---|---|---|---|---|
| SE 3 | アルミニウム | 40mm | 37,800円 | 45,800円 |
| 44mm | 42,800円 | 50,800円 | ||
| Series 11 | アルミニウム | 42mm | 64,800円 | 80,800円 |
| 46mm | 69,800円 | 85,800円 | ||
| チタニウム | 42mm | ─ | 114,800円 | |
| 46mm | ─ | 122,800円 | ||
| Ultra 3 | チタニウム | 49mm | ─ | 129,800円 |
SE3やSeries 11はセルラー通信機能の追加や仕様の違いにより、数千円から一万円以上の差が生じます。
格安SIMではプランが提供されていない
格安SIM事業者が提供するMVNO回線では、Apple Watchセルラーモデル向けの専用通信プランは用意されていません。
そのためセルラーモデルを購入しても単体で通話やモバイル通信はできず、使い方は実質的にGPSモデルと変わらなくなります。
Apple Watchにセルラーモデルが登場したのは2017年と約10年前ですが、現在に至るまで格安SIMは対応していません。
今後も対応が進む可能性は低いため、単体通信を重視するなら大手キャリアとの契約が前提になります。
単体で通信するならキャリアと契約が必要
Apple Watchのセルラーモデルを単体通信で使うには、対応する携帯キャリアとの契約が必要です。
この契約はApple Watch単独では行えず、基本的には親回線として使っているiPhoneと同じキャリアで申し込みをしなければなりません。
日本国内ではドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルがApple Watch向けの通信サービスを提供しています。
Apple Watchセルラーモデルが契約可能なキャリアと月額料金
Apple Watchのセルラーモデルを単体通信で使うには、対応する携帯キャリアとの契約が必要です。
この契約はApple Watch単独では行えず、基本的にはiPhoneで利用しているキャリアと同一回線で申し込みます。
日本国内でApple Watchのセルラー通信に対応しているのは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社です。
| キャリア名 | サービス名 | 月額料金 |
|---|---|---|
| ドコモ・ahamo | ワンナンバーサービス | 550円 |
| au | ナンバーシェア | 385円 |
| ソフトバンク | モバイル通信サービス | 3ヵ月間 基本料0円/月4ヵ月目から基本料385円/月 |
| 楽天モバイル | 電話番号シェアサービス | 550円 |
それぞれ提供しているサービス内容や条件が異なるため、契約前に違いを把握しておくことが重要になりますので、ぜひ参考にしてください。
ドコモ
| キャリア名 | サービス名 | 月額料金 |
|---|---|---|
| ドコモ・ahamo | ワンナンバーサービス | 550円 |
ドコモでは、Apple Watchセルラーモデル向けに「ワンナンバーサービス」を提供しており、iPhoneと同じ電話番号を共有して利用できます。
Apple Watch Series 11・Ultra 3・SE第3世代は5Gに対応しており、利用するにはペアリングするiPhone側で5G SAとワンナンバーサービスの契約が必要です。
iPhoneが手元になくても、Apple Watch単体で通話やSMS、モバイルデータ通信ができるため、外出時や運動中でも連絡を逃しません。
複数のアクセサリ端末を使いたい場合はマルチデバイスオプションも用意されていますが、利用には条件がある点に注意が必要です。
au
| キャリア名 | サービス名 | 月額料金 |
|---|---|---|
| au | ナンバーシェア | 385円 |
auではApple Watch向けに「ナンバーシェア」を提供しており、iPhoneと同じ電話番号をApple Watchで共有して利用できます。
iPhoneが手元になくても、Apple Watch単体で通話や通信、決済、通知確認まで行えるため、外出時も安心です。
Apple Watch Series 11・Ultra 3・SE第3世代では、au Starlink Directに対応し、通信圏外でもテキスト送受信が可能になります。
ソフトバンク
| キャリア名 | サービス名 | 月額料金 |
|---|---|---|
| ソフトバンク | モバイル通信サービス | 3ヵ月間 基本料0円/月4ヵ月目から基本料385円/月 |
ソフトバンクでは「Apple Watchモバイル通信サービス」を提供しており、iPhoneが手元になくてもApple Watch単体で通話や通信ができます。
音楽のストリーミング再生やApple Payでの支払い、通知確認などが可能で、運動中や外出時も身軽に使えます。
契約初期は基本料が一定期間無料になるキャンペーンが実施されることがあり、導入コストを抑えやすい点も特徴です。
楽天モバイル
| キャリア名 | サービス名 | 月額料金 |
|---|---|---|
| 楽天モバイル | 電話番号シェアサービス | 550円 |
楽天モバイルでは「電話番号シェアサービス」を提供しており、iPhoneとApple Watchで同じ電話番号を共有して利用できます。
iPhoneが手元になくても、Apple Watch単体で通話やメッセージ送受信、音楽ストリーミングや決済が可能です。
利用には楽天回線を使ったiPhoneを親回線として契約する必要があり、データタイプのプランは対象外となります。
海外利用不可や設定できるApple Watchが1台のみなど制限もあるため、条件を理解したうえで契約することが重要です。
Apple Watchセルラーモデルはキャリアと契約なしでも使える
Apple Watchのセルラーモデルは、通信契約をしなくてもiPhoneとペアリングすればGPSモデルと同じように使えます。
契約なしの場合はiPhone経由で通信するため、通知確認や決済、ヘルスケア機能は利用できますが、単体通信はできません。
iPhoneなしで通話や音楽ストリーミングを使いたい場合のみ、キャリアとの契約と月額料金が必要になります。
Apple Watchセルラーモデルは必要か?おすすめする人の特徴
Apple Watchセルラーモデルを購入すべき人の特徴は以下のとおりです。
- ランニングや外出時にiPhoneを持ち歩きたくない人
- 緊急時の連絡手段を常に確保しておきたい人
運動や近所への外出が多い人は、Apple Watch単体で通話や通信ができるため、身軽さと快適さを両立可能です。
また、災害時やトラブルでiPhoneが使えない状況でも連絡手段を確保できる点は、大きな安心材料になります。
Apple Watch GPSモデルをおすすめする人の特徴
Apple Watch GPSモデルを購入すべき人の特徴は以下の通りです。
- iPhoneを日常的に持ち歩いて行動する人
- 月額料金や通信契約を増やしたくない人
iPhoneが常に近くにあれば、通知確認や通話、キャッシュレス決済、ヘルスケア管理など主要な機能はGPSモデルでも不自由なく利用できます。
Apple Watchセルラーモデルを利用する流れ
Apple Watchのセルラーモデルを利用する手順は、以下のとおりです。
iPhoneとApple Watchのソフトウェア、キャリア設定が最新であることを確認し、対応キャリアと対象プランで契約しているかを事前にチェックします。
Apple Watchは原則としてiPhoneと同じ通信事業者での契約が必要で、法人契約やプリペイド、一部の旧プランは対象外となります。
Apple Watchを初めて設定する際、画面の案内に従ってモバイル通信を有効化することで、そのままセルラー契約を進められます。
初期設定を終えた後でも、iPhoneのApple Watchアプリからモバイル通信を追加設定することが可能です。
Apple Watch用に別の番号が表示される場合がありますが、実際にはiPhoneと同じ電話番号を共有して利用します。
Apple Watchセルラーモデルのまとめ
Apple Watchのセルラーモデルは、iPhoneが手元になくても単体で通話やモバイル通信ができる点が最大の特徴です。
GPSモデルとの違いは、専用の通信プランを契約することで、Apple Watch単体で通信できるかどうかにあります。
ランニングや近所への外出、災害時などiPhoneを持ち歩けない場面でも、通話やメッセージ送受信ができるため、行動の自由度と安心感が大きく向上します。
一方で本体価格はGPSモデルより高く、月額料金も継続的に発生し、さらに格安SIMでは利用できない点は事前に理解しておく必要があります。
そのため、Apple Watch単体で通信する場面がどれほどあるのか、月額料金を支払ってまでその利便性が必要かを冷静に判断することが重要です。
iPhoneを常に持ち歩く使い方が中心であればGPSモデルでも機能面に不満は出にくいため、自身の行動パターンとコスト感覚を整理したうえで選択してください。

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